インテリアの色彩の組み合わせ方。配色カラーコーディネート・デコレーション・デザイン

こんにちは!Hosh(ホッシュ)です。今回も前々回から続きインテリアコーディネートのお話しです。

今回もめちゃくちゃ重要な内容です!それはインテリアの配色です。

部屋が知らず知らずのうちになんかごちゃごちゃして見える。片付けてもなんかしっくりこない。など思われている方も多いかと思います。

その一つの大きな原因は配色にあるかもしれません。この配色の知識を知るだけで大きい失敗はしにくくなり、配色を工夫するだけで少なくとも、70%くらいの満足感を得られるお部屋を作れるようになると思います。

そして、インテリアコーディネーターの中での定番の配色方法も紹介しますが、私自身の経験から定番の配色方法から少し変わった考え?を紹介させて頂きますので、皆様のインテリアライフスタイルのご参考になれば嬉しいです。それでは始めます!

インテリアコーディネートを考える上で知っておきたい重要な事の記事は以下です。

インテリアの配色、黄金比率!

ズバリ最初にインテリアコーディネーターが使う定番のインテリアコーディネートの配色の黄金比率はこちら!

簡単にいうと「すべらない配色」です!

インテリア配色の定番比率(すべらない配色比率)

上記の配分が基本となっています。以下用語の説明です。

  • ベースカラーとは:お部屋のベースとなる一番大きな面積を占める色です。一般的には白、グレイの無彩色やベージュなどのニュートラルカラーと呼ばれるインテリアに合わせやすい色が使われていることがほとんどです。壁紙や床がベースカラーの役割を占めることが多いです。
  • アソートカラーとは:従属色(英語ではsubordinate colorと呼ばれる)という意味で、インテリアの主役になることが多い色の部分ですので、お部屋のイメージを決める重要な部分です。主に家具(椅子やテーブル、棚など)がアソートカラーの配色役割を担うことが多いです。
  • アクセントカラーとは:文字通り、お部屋のアクセントになる色のことです。ベースとアソートだけでは何か物足りない、殺風景だなと思われるところに、少しだけ目立ったアクセント色を置いてあげると部屋に彩りがついて素敵な雰囲気を演出することができます。主に小物(ソファのクッションや壁掛けアート、植物や花瓶など)がアクセントに使われることが多い。比較的お手軽にお部屋の雰囲気を変えれる1番楽しめる部分かもしれません。

実際の使い方

配色の比率についてはお分かり頂けたかと思います。

しかしこの比率はあくまで1番スベりにくいインテリアの配色比率なんだなぁと参考程度で覚えてもらっておくくらいでちょうど良いと思います。

実際、上の比率を参考に個人のセンス関係なく前回紹介したイメージスケールの色を参考に部屋の色を3色に絞り作っていくとある程度まとまったお部屋が出来上がると思います。

しかし、実際に部屋をデコレーションしていく過程でしっかりとした比率はわかりにくくなってきます。なので私自身だいたいのイメージでやっています。以下の画像は僕のYouTubeチャンネルでコーディネートしたときの写真です。

このお部屋の配色の配分はだいたい以下のような比率になっていると思います。

写真の見る角度によってこの比率の感じ方も変わりますが、実際部屋に入ると白のベース60%に茶系のアソート35〜40%にアクセントとして緑や黒、グレーカラーを5%〜10%追加してお部屋ののべっとしたイメージをキリッとしめている感じです。

なので実際にコーディネートするときは、だいたいのイメージで大きい面積(ベースカラー)の色を選び、主役となるアソートカラーは中くらいの面積、アクセントは少しの面積、という感じで、アバウトでも色を大中小に分けて配色を選ぶとバランスが取れると思います。

オシャレ上級者の配色の仕方から学ぶ

上記から、ベース、アソート、アクセントと部屋のカラーを3色に絞り作っていくとまとまりのある素敵なお部屋になることがわかってきて頂けたと思います。

しかしインテリアのオシャレ上級者はもっと違ったアプローチで自分だけのオリジナルのオシャレ部屋を作っている強者たちがいます。

インテリアオシャレ雑誌やピンタレストで探すとそういう方が、特に外国の方に多く感じます。その人たちの配色の比率は私なりに分析するとこのような感じをイメージしてます。

インテリア達人の配色例

見ていただけるとわかるようにアクセントの部分に様々な色を使い、アソートが主役でなくアクセントに強い印象を持たせてアクセントを主役にさせているイメージです。

ちなみにベースカラーも一色でなく白とグレーなど(無彩色やニュートラルカラー)を組み合わせて、2色以上をベースにしたりする方も多くいらっしゃいます。上記の配色比率の例の写真は下の写真です。

上記の写真ではベースカラーが白で、アソートカラーが幅広い茶系になっていると思います。そしてアクセントが青と黄色、黒、ゴールド、淡いピンク系の照明や赤系の暖色もアートなどに混じっています。

ここまで色を多用すると普通、かなりカジュアルな雰囲気になって下手をすると子供っぽいイメージのお部屋になることが多いのですが、アクセントカラーの比率が計算されていて色のトーンもビビットな感じでなく高級感のある淡い色を使っていたりしていて、とても計算されているように感じるコーディネートです。

まとめ

インテリアの配色について、僕の思っていることを書かせて頂きました。

まずはテーマを決めて色を3色ほどに絞ることが大切だと感じています。

テーマ選びの記事は下です。

そして、上級者に学び、自分の好みの変化に応じてアクセントになる小物で気軽に印象を変えたりしてインテリアを楽しむのも素敵だなと思います。

インテリアはそこの空間にいる人の行動や気持ちを変える影響の大きいものだと僕は思っています。皆様のライフスタイルのご参考に少しでもなれば嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございました。

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