お家をオシャレにする方法。プロインテリアコーディネーターが活用する重要ツール「イメージスケール」とは

こんにちは!Hosh(ホッシュ)です。前回はインテリアをオシャレにするための最も重要な事。「テーマ決め」について書かせて頂きました。⇩

その作業を手助けしてくれるツールが「イメージスケール」です。手書きで申し訳ないですが、縦軸と横軸からなる以下のような図になります。

イメージスケールHoshの手書き①

この図の中のどこかに必ず自分の好きなスタイル、テーマが存在します。ざっくりとしたテーマを書き込んでみます。

イメージスケールHoshの手書き②

字が汚くてすみません。本来ならもっと分類されているのですが手書きなのでざっくりとした代表的だと思うテーマを書かせて頂きました。もっと詳細に知りたいという方はインターネットで「イメージスケール 画像」と調べてみてください。

テーマ別の色について

どのテーマにもそれに適したカラーがあります。そのカラーの使い方を間違ってしまうと統一感のない部屋になってしまうことがあるのでご注意を。以下も手書きですが、私が代表的かなと思うテーマ別配色を書き込んでみました。

イメージスケールHoshの手書き③

クール側とヘビー側によったモダンテイストなお部屋のイメージはモノクロに近いパキッとした色使いが多く感じます。

対してウォームとライトの方によったカジュアルテイストは様々な色が混在して楽しげな雰囲気が自然に作り出せるようなお部屋になっていくと思います。

最近の流行でいうと北欧のナチュラルテイストな色合いにエレガントやゴージャスで表せるようなゴールドとグレーなどの組み合わせが多く見受けられます。

カラーコーディネートのコツを書いた記事は下の記事です。

ざっくりとしたインテリアテイスト画像をこのイメージスケールに入れ込むと以下のようになると考えられます。

イメージスケールHoshの手書き④画像はPexelsより

家具の選び方

イメージスケールの場所別に簡単な家具の特徴を紹介します。

  • 右上側(クールとライト):線の細い家具(例えば椅子なら脚など)が多い。ライト側に行くほど線が細いものが多い。クールの方に行くほど直線的な形状のものが多く、素材は金属やガラスなど冷たさを連想させるようなものが多い。色は寒色系が多い。色詳細は上記のイメージスケールを参考にしてください。
  • 左上側(ウォームとライト):ライト側は上記と同様。線が細い。華奢な印象。プリティな雰囲気になりやすい。ウォーム側に行くほど温かみのある丸みを帯びた家具が多く使われる。素材は木や麻などの天然素材で温かみを連想させるものが多い。色は暖色系が多い。色詳細は上記イメージスケールを参考にしてください。
  • 左下側(ウォームとヘビー):ヘビー側に寄るほど、重厚感のある家具が多い。高級感。伝統的。革。など。ヨーロッパの伝統的なスタイルを想起させやすいものが多い。色は暖色系が多いイメージ。色詳細はイメージスケールを参照。
  • 右下側(クールとヘビー):家具の形状は上記のヘビー側と同じく重厚感のあるものが多い。クール側に寄るほどモダンな雰囲気になっていく。現在の新築分譲マンションなどでよく見られるような白、黒、グレイにダークブラウンなどを中心に家具が配置されることが多い。
  • 真ん中:イメージスケールの中心範囲はバランスの良い形の家具。色も偏りがなく自由度は高いイメージ。流行りの北欧インテリアや韓国インテリア、ボタニカルインテリアはこの辺りのライト側(ナチュラルとエレガントの間)で表せられると思います。

まとめ

以上が私の簡単なインテリアイメージスケールの説明です。

好きなテーマを選んでアクセントに全然違うテーマの物を入れ込んだりしても案外オシャレになったりすることがあるので、この図は土台として知っておいて後は私たちの個人個人のオリジナルテイストを追求して生活を楽しめることが1番だとおもいます。

インテリアを楽しむのにルールはありません。ただ自分の好きなインテリアをより楽しむためにこのツールは参考になると思いますので、イメージスケールを紹介させて頂きました。

皆様のインテリアとライフスタイルがより豊かになるよう願って本日も終わりとします。最後まで読んで頂きありがとうございます。

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